どうも!
ブラック中小企業から、大手ホワイト企業に転職したホワイト企業研究家のいのりょです!
さて、今日は「大手企業に入れば安泰なのか」について、お答えします。
【こんな方のために書かれています】
- 大企業が、本当に安定なのか知りたい方
- 中小企業でスキルを身につけたほうが良いと勘違いされている方
- 安定した社会人生活を送りたい就活生や新入社員
Contents
何故、大企業が安定でないと言わせるのか

大企業に入ってもどうなるか分からない。。。。個人の時代だ!
と言われていますが、「大企業はまだまだ安定している」のが正解です。
個人と会社の「安定」は違う
そもそも「安定」のとらえ方が、あなた個人と営利追及団体の会社では異なります。
【安定の意味】
- 個人:給料が払われ続けるか。社外でも通用するスキルが身につくか。ハラスメントや長時間労働がなく働けるか。。。。等々
- 会社:利益を生み続けること。
会社(法人)は、利益を生んで存続するのが目的です。
利益を生み続けるために待遇や休日の充実を図りますが、あくまで「利益を生み出し続けるため」の手段に過ぎません。
斜陽産業は衰退するのは当たり前
儲からないビジネスモデルでは、会社規模問わず苦しくなります。
儲からない業界にいれば、大企業はリストラで人員削減を行い、中小企業は倒産します。
大企業・中小企業・ベンチャーの括りで考えるのではなく「成長産業」に身を置きましょう。
今後も外国資本に買収される企業が増える
日本の大企業は外国資本に買収されて続けると予想されます。
サラリーマン経営者では社内にしがらみも多く、リスクを取ることができません。
シャープが鴻海に買収されたことは記憶に新しいですが、買収後一年で黒字化を達成して日本人経営者時代よりも安定していますね。
日本人の経営する会社で、「新人から定年まで同じ会社勤め上げる」のは難しいと思います。
大企業は安定している!成長産業に身を置くのが一番の安定

倒産確率が中小企業より圧倒的に低い
2015年では、大企業の倒産が6件、中規模企業の倒産が1,159件、小規模企業の倒産が7,647件
引用元:中小企業庁
日本は約99.7%が中小企業ですが、それを考慮しても「大企業の方が倒産確率が低い」と言えます。
「会社が存続して給料を貰える」を安定とするなら、大企業の方がはるかに安定であることが分かります。
中小企業に比べて給料も福利厚生も良い
【企業規模ごとの平均年収】
- 中小企業(資本金2,000万円以上):約412万円
- 中小企業(資本金5,000万円以上)約420万円
- 大企業(資本金1億以上):約463万円
- 大企業(資本金10億以上):約590万円
引用元:国税庁 平成29年度調査
倒産確率も、平均年収も圧倒的に「大企業が安定」なことが分かりますね。
専門性は大手企業の方が身に着けやすい
中小企業と大企業の両方を経験した私が思うのは「大企業の方が、専門性は身につく」と感じています。
大企業の方が「経理」「法務」「営業」と分業化されており、自身の仕事に集中できるのでスキルが伸びます。
中小企業は人手が足りず経理なのに、法務の「雑用」も押し付けられるのは日常茶飯事です。。。。
業務に集中できる大企業と、雑務の多い中小企業では伸びる速度が違うのは明確ですね。
ただし、大企業では「入社時点で伸ばしたいスキル」を選べないのは致命的ですが。。。。。
安定はするが、「低位安定」
大企業にしがみつくだけでは、低位安定の時代です。
世界的に見れば老年人口が27.3%(平成28年9月15日現在推計)を占める日本は相対的に、貧しくなります。
大企業には重大な役割である「雇用の創出」がありますので、日本政府も極力つぶれないように保護することが考えられますので、大企業は中小企業よりも安定し続けていくと考えられますね。
しかし、「エリート」ではなく、「しがみついている人たち」としてですが。
トヨタ自動車や総合商社は、今後も「憧れの企業」として生き残っていくと思いますが。。。
成長業界に身を置くことが安定につながる
大手企業の方が安定することがわかりました。
ここで私から提案するのは「成長産業の大手企業への入社」です。
【2019年以降の成長産業】
- ヒトゲノム・バイオ
- デジタルマーケティング事業
- AI技術
AIについては、東大初ベンチャーAI企業(現在マザーズ上場)『パークシャテクノロジー』がありますね!
デジタルマーケティングならば、サイバーエージェントやリクルートのようなメガベンチャーがあります。
AIやバイオについては、大学で専攻しているか職務経験を積まないと難しいと思いますが、デジタルマーケティングなら未経験の文系卒でも採用されますよ(*^。^*)