いのりょさーん!
会社とモメて退職しちゃったよ。。。。。もっと上手く出来なかったかな。。。。
僕は、円満退社にこだわる必要はないと思っているよ。
そもそも、退職者と会社は対立する運命にあるからね!
Contents
円満退社はできないし、構造的に無理な理由

辞める瞬間から、会社と利益が相反する
はっきり言いますが、「円満退社」は幻想です。
理由は簡単で、退職・転職は会社とあなたの利益が相反している状態だからです。
- あなた→「早く辞めたい有給消化できる限りしたい。もらえるものは貰って出ていく。新しいキャリアを踏み出したい」
- 会社→「一日でも長く引き留めて、出社日を伸ばしたい。」
下の一覧表をご覧下さい
あなた | 会社 | |
有休 | 多くとりたい | 少なくしたい |
出社日 | 早く辞めたい | 引き延ばしたい |
引継ぎ | キャリアにならない | 必要 |
見事に、あなたと会社の利益が相反していることが分かりますね。
お互いが「被害者」だと思っている
退職が円満に進まない理由の一つは、「あなたと会社がお互いに、被害者意識を持っているから」です。
簡単に言えば「辞めるという決断まで追い込まれた被害者(あなた)」と「いきなり恩知らずに手のひらを返された被害者(会社)」とお互いが本気で思っています。
この両者が話し合っても、本当の意味で理解し合うことはできません。
【時間軸】
- あなた→数か月前から退職悩む→決意→上司に報告
- 会社→いきなり部下が辞めると言い出した。
【心情】
- あなた→不満がたまって、我慢できなくなったので退職。
- 会社→いきなり辞めると切り出された。訳が分からない。
あなたは以前から、会社への不満があり退職の決断をしました。
しかし、会社には「会社に辞めるほど不満を持たない人」や「不満があるけどやめられない人」しかいません。
いきなり辞められる側(会社)と「数か月悩んだのに、まだ辞められないあなた」ではお互いが不満がたまるのが、当たり前です。
権利は主張しないと、踏みにじられる

退職時の「有給休暇」は、強く主張しないと会社は平気であなたを搾取しようとします。
退職までの間に有給を消化したいと言ったらギリギリまで出勤して欲しいとの事…
なら有給を買取りしてよと言ったら普通に拒否された挙句に、それなら明日から有給使うと言ったらそれはさせないと…
言うに事欠いて「そんなに波風立てたら離職票と源泉徴収票渡さないよ?」だとw
もうこれ真っ黒だよね?— タカシ (@made_in_takashi) 2019年5月21日
「有給全部使うとはけしからん」「引継ぎはどうするんだ。」様々な理由をつけて、会社に来させようとします。
少しでも、甘い顔をすればずるずる権利を侵害されます。
「〇月〇日辞めます。有給休暇が残っているので〇月〇日を最終出社にします」
お互いが気持ちよく分かれるために権利は最大限主張し、譲歩の姿勢は見せないで下さい。
なお退職時の退職日までの有給消化を、会社は認めなければなりません。
- 全て取得OK:6月末退職→5月末から6月末まで連続で有給取得(取得可能)
- 一部拒否可能:6月末退職→5月15日~20日まで有給申請。21日~30日は出社。5月末~6月末まで有給(取得可能)
会社(管理職)にとって、退職は迷惑
残される側にとっては、メリットは一つもありません。
- 管理職は評価が下げられる可能性
- 新人の採用・養育コストがかかる
- 一時的な戦力低下
- 残る人たちのの仕事が増える
会社にとっては迷惑な話なので「会社と円満に別れよう」というのは、都合が良すぎるのです。
どうせ辞める会社です。
次が取引先でもない限り「自分には何がメリットがあるか」で動いて下さい
残される側の「負の感情」は、大きい

退職で一番めんどくさいのは、残された社員の「負の感情」です
- あんなに良くしてやったのに、辞めるなんて恩知らずだ。
- あいつは辞める奴だから、関わるのは時間の無駄。
- あいつが辞めるせいで、俺が忙しくなる。迷惑だ。
退職は愛社精神がある人、会社にしがみつくしかない人ほど「自分を否定」された気持ちになります。
まだまだ日本は「就社精神」に溢れているので、辞める奴は裏切り者扱いです。
これについては、諦めましょう。
本当の理解者は、辞めようがずっと連絡をくれます。
辞める側もモチベーションが続かない
有給が1か月残っているなら、2,3か月前くらいがベストだと思います。
(法律上、2週間前に申し出れば辞められます。)
退職時まで数カ月ある場合は、モチベーションが続きません。
理由は「引継ぎはあなたのキャリアにとって、無駄な時間」だからです
未来につながらない仕事では、モチベーションはどんどん下がり、いい仕事はできません。
周りの人からも「あいつは辞めるから仕事が適当だ」と思われてしまいます。
結果居づらくなるので、退職日を4か月後などに設定するのはおすすめしません。
辞める人間の悪口を言った方が、残る人には得
「辞める人間は仕事ができない、根性なし」と悪口を言った方が、会社には得です。
「すごく仕事が出来て、人格的に優れていて、非の打ちどころがない人」に辞められたら、残る人はみじめですから。。。。
「会社についていけなかった人」「会社に馴染めなかった人格破綻者」として「追い出したというストーリー」の方が、残った人間のプライドが守れます。
上司が退職者の事が嫌いな場合は、部下も悪口を言った方が得なので、何かにつけて本人がいない場所で陰口を言われますね。。。。。
結論:「円満退社」を目指すのは間違い
「円満退社は、結果的にできたら良い」これくらいの気持ちでいましょう。
退職する前は、「お世話になったしな。。。。」「ここで不義理を働いたら、転職不利になるかも。。。。」なんて考えましたが全く関係なかったです。
むしろ、とっとと退職届出して嫌いな上司の評価を下げれば良かったと思っています。転職に成功したので、今では笑い話ですが。
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鬱になるくらいなら、退職代行を使う

会社は多数派なので、退職する少数派のあなたに不利になるように圧力をかけてきます。
簡単に言うと退職を申し出ると、いじめられます。
辞めるのを言い出すのが、辛いと感じたら退職代行サービスを使って下さい。27,000円で、辛いストレスから解放されるなら安いですし、心と体はかけがえのないものです。
ちなみに、コロナウイルスによって、退職代行依頼件数が激増しているそうです。
理由は「退職代行を出す心理的ハードルが下がっているから」だそうです。
確かに退職代行を出しても、緊急事態宣言の間なら家にこれられる心配もないですし、その間に退職できますね。
退職代行は、使われるクソ上司や会社が悪いのです。あなたは悪くありません。
悩んでる時間やストレス、退職の引き継ぎの無駄さから2〜3日働くだけのお金で解放されるなら安いものですね。
退職代行SARABA(サラバ)について、詳しくまとめたので「退職代行って本当に信頼できるの?」と言う方は、是非呼んで下さい!

個人的には365日24時間相談できる点を評価しています
以上!「円満退社はできないし、構造的に無理な理由を解説します。」でした!
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