この記事では、「入社してはいけない会社」、「入社しないほうがいい会社」についてまとめています。
会社は一回入ると抜け出すのが大変なので、危ない会社に入らないように注意しましょう!
Contents
入社しない方がいい会社は、年齢によっても異なる

20代は斜陽産業に行くとキャリアが死ぬ
ホワイト企業にいきてー!
そう思うかもしれませんが、「ホワイトだから」と言う理由で企業探しはおすすめません。

理由は、ホワイト企業が優れているのは「人ではなく、ビジネスモデルだから」です。
製品やビジネスが強いので、平凡な社員でも十分な利益をあげることができるのですが、個人としての能力はつきにくいです。
今までであれば、ホワイト企業で安泰♪といえましたが、これからは人生100年時代を乗り切れる能力を身につける必要がありません。
20代からホワイト企業で定時退社なんてしていたら、取り残される時代なのです。
入社しないほうがいい会社の特徴7選

入社してはいけない会社は、年齢によっても異なります。
ここでは一般的に「絶対に入ってはいけない」会社について、解説していきたいと思います!
労働基準関係法令違反を行った事業者
面接や書類を出す前に一番初めにやるべきは、法令違反をした会社ではないか確認することです。
厚生労働省では、労働基準関係法令違反を行った事業者を公表しています。
参考:厚生労働省「労働基準関係法令違反に係る公表事案」
掲載されている企業はどんな企業?
『労働基準関係法令違反に係る公表事案』に記載されている企業の特徴
- 労働安全衛生法に違反した危険行為を行った
- 給料の未払い
- 違法残業を行わせていた
会社選びは情報戦です!
残業時間が長すぎる・休日出勤が多すぎる

年間休日105日以下の企業は受けてはいけない。
年間休日の少ない会社は、人手が足りないか、新しい人を雇う資金力がないと言えます。
ですので、年間休日がそもそも少ないのに有給が使えないと言う、最悪のパターンを想定してください。
「年間休日が105日なのに、有給が使えない企業」と「年間127日休み+有給を10日以上消化できる人」を比べてみましょう
ホワイト企業 | ブラック企業 | |
年間休日数 | 127日 | 105日 |
有給消化数 | 10日 | 5日(法定休日) |
合計の休日数 | 137日 | 110日 |
まともなホワイト企業と比べると、年間27日もの休みの差が出てしまいました。
1年間で約1ヶ月も多く働くことになるのです。
また、残業時間が多すぎる企業も避けましょう。
人間が生産性を保てるのは、55時間/週までとわかっています。
つまり、毎日2時間30分以上残業している、もしくは休日出勤をしている企業は生産性が低いと言えます。
生産性のない仕事をしている時間は無駄ですし、生産性が低いので給料も上がりません。
業歴10年以上で「我々はベンチャー企業である!」と言い張っている
ウェブ業界やIT業界を受けるとき、この言葉を行っている企業を見かけたら注意して下さい。
ベンチャー企業といえば、学生が集まってくるのですが(これ本当)、本当のベンチャー企業は文系の新卒は採用しませんし、できません。
業歴10年以上で自称ベンチャーは、冴えない中小企業の場合が多いです。さらに、上場を目指していると行っていたらもはやおしまいです。
これを言うだけで、夢見がちな学生を集められるので自称する企業があとを絶ちません
上場するという情報(IPO情報)は、現実味を帯びた段階で外部に公表することが許されないので、
給与が業界平均と大きく乖離している

高すぎる給料もそうですが、低すぎる給料の求人にも注意が必要です。
給料が低すぎる会社は、「儲かっていない会社」の可能性があり、お金がない会社は雰囲気がギスギスしていたり会社の運営が上手くいっていない可能性があります。
また、年収が高く設定されすぎている場合も注意です。
未経験年収800万円!などという求人はフルコミッションなど、ストレスが非常に高くなっています。スキルがいらないなら、根性と体力面で非常に過酷と言うことです。
社員の平均年齢が高すぎる。平均勤続年数が短い

求人を出している企業で見るべきは「平均勤続年数と社員の平均年齢」です。
仕事探しで一番多い間違いが「平均勤続年数と平均年齢が高いから落ち着いたいい会社だ!」と判断してしまうことです。
平均年齢が高い会社と言うのは、若手がすぐ辞めている可能性があります。
優秀な若手ほど数年で辞めてしまって、20台後半〜30台前半がいなかったなー
平均年齢が高い企業は、こうした問題が抱えていることも多いね!
また、全員がリタイア(定年)まで会社にしがみつく前提で働いているので、嫌いな上司や同僚と数十年も一緒に仕事をしなければならない可能性があります。
勤続年数が長い、平均年齢が高いのは「企業が安定している」証拠にはなりますが、必ずしも「いい企業」の証明にはなりません!
年中、どの媒体でも募集をかけている
入ってはいけない会社は、年中募集をかけています。
年中営業をかけている企業の謳い文句は「努力次第で年収1,000万円も可能」です。
しかし、考えてさい。
本当に努力で1,000万円行くなら、辞める人がいるでしょうか?少なくとも、年中採用活動はしませんよね。
転職活動や就職活動を始めたての頃は、わからないのでオープンワークのような「企業の口コミサイト」は絶対にチェックしときましょう!
入社しないほうがいい会社の見つけ方!

では、次に入社してはいけない会社の見分け方について、見ていきましょう!
企業の口コミサイトを利用する
上場企業なら情報はたくさん入ってきますが、中小企業となるとそうもいきません。
そこで口コミサイトを活用する必要があります。
口コミサイトは有料でも使えますが、自身の体験を書き込むことで無料で使用することができます。
そのためリアルな年収や職場の雰囲気、不満や本音を見ることが出来るので非常に有益な情報を集めることができます。
転職経験の多さがネックになりやすい日本では、「入社したけど、ゴリゴリの営業スタイルで合わない。。。。」「上司がパワハラ野郎なのに、周りは見て見ぬ振り。。。」など、入ってから知ってもすぐに転職するのは難しいですよね
特に、辞める人間は会社のことが嫌いになって出て行くので、悪い口コミほどしっかり信じるようにしましょう。
就活エージェントや転職エージェントを利用して企業の評判を確かめよう!
仕事探しにおいて就職エージェントや転職エージェントの情報を活用することは、非常に有効です。
就職エージェントや転職エージェントは、職務経歴書や履歴書の添削して通過率をあげてくれたり
就職エージェント・転職エージェントを利用するメリット
- 職務経歴書や履歴書の添削をしてくれる
- 面接練習をして、「よくある質問のパターン」を掴める
- 転職サイトにはない、非公開求人を紹介してくれる
- 求人企業の公開されていない情報をたくさん持っている
就職エージェントや転職エージェントは、「ボーナスがどれくらい」た最近の退職者数まで大まかに把握しているので、ぜひ突っ込んで聞いてみましょう
「ここは、最近ボーナス出てないからおすすめできない」ってはっきり教えてくれて、びっくりしたよ!

入社しないほうがいい会社の特徴まとめ
入社してはいけない会社の特徴があり7つ
- 労働基準関係法令違反を行った事業者
- 残業時間が長すぎる・休日出勤が多すぎる
- 業歴10年以上で「我々はベンチャー企業である!」と言い張っている
- 給与が業界平均と大きく乖離している
- 社員の平均年齢が高すぎる。平均勤続年数が短い
- 年中、どの媒体でも募集をかけている