このページでは「20代で読むべき本」について、実際に私が読んで良かったものだけを紹介しています。
おすすめの本を選んだ基準
- 一生本棚に入れて、何回も読み返す価値がある本
- 子供の世代になっても、読み継がれる普遍性を持っていること
- 「20代」という職業人生で最も大切な時期を形成するに役立つ本
Contents
20代が絶対に読むべき!おすすめの本まとめ

20代が読むべきおすすめの本まとめ
- ホモ・デウス(上・下) テクノロジーとサピエンスの未来
- LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
- 投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識
- 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
- 苦しかった時の話をしようか
- 転職の思考法
ホモ・デウス(上・下) テクノロジーとサピエンスの未来

一見、難しそうに思えるタイトルですが、世界中で1,200万部のメガヒットを記録した世界的な名著です。
イスラエルの歴史学者ハラリ氏が書いた本です。
歴史だけでなく、テクノロジーや文化人類学・哲学にも造形の深い天才学者が、テクノロジーが人間の社会をどう変えるか予想しています。
バイオテクノロジーとAIテクノロジーが、今まで以上の格差を産むことを予言していますが、これはSFではなく「確実に来る近未来」と言ったほうが良い精度であると私は考えます。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略

人生100年時代って言われても、どうすればいいか分からない。。。。
そんな方に、100年時代の生き方の「資産の考え方」を示したのがこの本です。
「資産」とは、単に金銭や不動産を指すのでしょうか?そんな人生嫌ですよね。。。
「資産」を「生産性資産」「活力資産」「変身資産」と細分化して、豊かな生き方のモデルケースを示しています。
1万部売れば良いとされるビジネス書のジャンルで32万部という驚異的な数字を叩き出しブームになった一冊です。
投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識

「誰がカモかわからなければ、そのゲームでは自分がカモである」
byウォーレン・バフェット(世界一の投資家)
この本を読まないで株式投資を始めるのは、「カモにしてください」と言っているようなものです。
この本は、世界一の投資家ウォーレン・バフェットも大絶賛しており、彼が代表を務めるバークシャー・ハザウェイの株主総会では、この本を株主全員に配ったというエピソードがあるくらい株式投資をする上で読まなければいけない必読書です。
私もこの本を読んでから株式投資戦略の根本が代わり、目先の株価にとらわれず資産運用ができるようになりました。
20の教えについては何回も読み直し、まとめ直しました。
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす

投資で一番大切な教えは分かったけど、どんな株に投資すればいいんだよ!そう思われる方の為に、この『株式投資の未来』をおすすめします。
過去50年で最も株主に利益をもたらした株はどこでしょうか
答えはタバコ銘柄「フィリップ・モリス(アルトリアグループ)」です。
過去の歴史的推移や、「配当再投資」がどれほどのリターンを産むのか。
そして、なぜテクノロジー株を買ってはいけないのか。。。。。その答えが詰まっている本です。
株式投資で1億円作りたい人は、必見の本です。
苦しかった時の話をしようか

著者の森岡さんは、業績不振のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを再建した、伝説のマーケターです。
USJ以前にも、日本人で初めてP&Gの北米で「パンテーン」のブランドマネージャーを勤めた世界有数のマーケターです。
そんな日本屈伸のマーケターの森岡さんが、これからを生きる娘のために「仕事選び」の方法を教えているのがこの本です。。
転職の思考法

転職の思考法も「苦しかった時の話をしようか」と同じく転職や仕事選びの方法を教えてくれます。
転職の思考法では、職種だけでなく「成長産業でキャリアを形成するべし」という論理で描かれています。
一番の特徴は、フィクションながら「あー、これ俺じゃん」と思わせてくれる、リアルな設定です。
一度読み始めたら止まらない魅力があります。
公務員や古臭い業界にいると、この本を読むと「俺転職しなきゃ」とな魔力を秘めた本です。(私も実は、その一人です)
20代のにおすすめの読書との向き合い方

「名著」は、身銭を切って自分で読んでみる
本は「読んで考える時間」も含めて読書だからね
残酷な話ですが、まとめサイトやYouTubeだけで情報を集めても大したことは得られません。
それは「情報は薄められて届けられるから」です。
YouTubeやまとめサイトは便利ですが、分かりやすいように噛み砕かれて解説されています。
初めて学ぶジャンルや、雑学的なジャンルではそれでいいと思いますが「お金や健康」といった、人生に関わるジャンルの名著は自分の目で見て学ぶのが良いと思います。
できれば、Kindleなどの電子書籍ではなく「紙の本」で購入することをオススメします。
本棚を見ると視覚的に、蔵書量を確認できる
引用元:しらべえ
「金持ちは大きい書棚があり、貧乏には大きいテレビがある」
こんな言葉がありますが、残念ながら真実です。読書量と年収には強い相関関係があります。
また、本棚を持つということは自分が過去読んだ本の一覧を毎日みることができます。
毎日本棚が目に入ることで、視覚的にどのジャンルの本を読んでいるかが一目瞭然ですし、自分がどの本に影響を受けて考えているか、自分の思考の背景を意識することができます。
私も昔は多読をしてましたが今はしっかりと購入リストを作成して、良かったと思う本だけ残しています。
もう読まないと思った本はメルカリで売れば、2,000円の本も実質500円程度で読めるので、おすすめです。
この記事を書いた人
- ニックネーム:いのりょ(29歳)
- 早稲田大学で国文学を専攻
- 本職はデジタルマーケター。元化学業界の営業マンで、Faxを使う古臭い業界にいては自分のキャリアが危ないと悟りウェブ業界に転職。
- 年間数十万円を書籍や自己研鑽に費やす。
- もはや、自己研鑽の為に働いていると言っても過言ではない人